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男の子の初節句 端午の節句の祝い方

      2016/04/24

5月5日は『こどもの日』です。現在は国民の祝日になっていますが、もともとは『端午の節句』で男の子のお祭りの日です。
これは中国・漢の時代の風習が飛鳥時代に伝わり、日本の風習へと変化したものと言われています。
中国では、古来、五月は『午』(ウマ)の月にあたり、『午』の音が縁起がよい『五』に通じることから、五が重なる五月五日を『端午』として祝うようになりました。
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主典:http://kids.wanpug.com/illust50.html

桃の節句と同様に、生まれた男の子が初めて迎える「初節句」である『端午の節句』
最近では身内など身近な人達とお祝いすることが多いようですね。
端午の節句に用意する、鯉のぼり・五月人形・鎧兜・ちまき・かしわもち・菖蒲・のなぜ?
をご紹介していきたいと思います。

鯉のぼり

端午の節句に鯉のぼりを立てるようになったのは、江戸時代です。鯉は清流はもちろん、池や沼でも生息できる生命力の強い魚です。
中国の故事「鯉が滝を登って竜になる」というものにちなんで、生まれてきた男の子の立身出世を願うもので、日本にも「鯉の水離れ」という言葉があり、水から出された鯉は、勢いよく跳ねるものの、まな板にのせられると覚悟を決め、動かなくなります。その潔く強いイメージが、武士に尊ばれ、鯉のぼりの普及になったそうです。
明治時代までの旧暦の五月はまだ梅雨の最中でした。鯉のぼりが華やかな原色を使い、派手な模様で描かれているのは、曇りがちな梅雨の天候の中でも、映えるようにという工夫がこらされているからなのです。
現代では、鯉のぼりも高層住宅の場合は外に出せないこともあります。その場合、小さな鯉のぼりを部屋の天井や壁に貼り付けても楽しいかもしれませんね。

五月人形・兜

端午の節句には男の子の健やかな成長と立身出世を願い、鎧兜や武者人形・金太郎人形などの人形を飾ります。いずれも、強くたくましく育つようにとの願いをこめたものです。
鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習です。鎧や兜は戦国時代の道具として考えられることがありますが、武将にとっては自分の身を護る大切な道具であり、シンボルとしての精神的な意味がある大切な宝物でした。
現在は鎧兜が「身体を守る」ものという意味が重視され、交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込めて飾ります。
初節句に飾る五月人形は、母親の実家から贈るのが普通ですが、地域によって違いがあります。両家で送りたいなどの希望があれば、折半してもらう、片方の実家には鯉のぼりをお願いするなど祖父母の気持ちもくみ取りながらお祝いできるといいですね。

ちまき・柏餅

端午の節句のお菓子といえば、ちまきと柏餅ですね。
ちまきは、もち米や米粉を笹の葉や、かやの葉で包んで蒸して作ったもので、古くは保存食として用いられていました。中国では水神への捧げ物でした。楚の国の大臣であった屈原(くつげん)があまりにも秀でた才能と人望ゆえに、王をとりまく人がねたんで告げ口をし、五月五日に川に投げ込まれ失脚したといういわれがあります。その死を悲しみ惜しんだその国の人たちが命日に竹筒に米をいれたものを川に投げたのが、ちまきのはじまりといわれています。
柏餅は江戸時代のころから食べられるようになりました。柏の葉は若い葉がでないと古い葉が落ちないことから「跡継ぎがたえない」という縁起かつぎとして用いられたようです。

菖蒲

端午の節句に欠かせない菖蒲。とても美しい花ですね。端午の節句に飾る菖蒲の花はアヤメ科の花菖蒲です。菖蒲は昔から薬草として使われており、腹痛や虫下しに効くといわれています。その他、打ち身の治療にも使われていました。
また魔除けの植物として、平安時代には枕の下に菖蒲を敷いて寝ると悪魔除けになるといわれていました。また、菖蒲湯としてお風呂に入れると、体が温まり、疫病災難除けになるといわれています。
菖蒲は尚武(しょうぶ)=勝負に通じるところから、男の子の勇ましさの象徴としてわが子がたくましく成長することを願う意味もあります。

まとめ

端午の節句の祝い方は地方の風習によっても違っているようです。
初節句は赤ちゃんの両親が自分達の考え方を大切にしながら、環境や予算に合わせ、赤ちゃんがこれからも、健康に元気に大きく育つよう願いを込めてお祝いする事がいちばん大切ですね。

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