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認知症の介護で辛い思いをしていませんか?認知症ケア「ユマニチュード」を取り入れてみませんか?

      2016/04/02

認知症の人を介護していると、精神的、肉体的に辛くなることがあります。大切な家族だった人が、突然怒りっぽくなったり・・・介護を拒否したり・・・家族だからこそ優しく接したいのにうまくいかず、心身ともに疲労困憊してしまう。そんな経験をしている人は少なくないでしょう。そのような中、今認知症ケア「ユマニチュード」が注目されています。
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http://nttbj.itp.ne.jp/0864660871

ユマニチュードとは

ユマニチュードとは、「人間らしさを取り戻す」という意味を持つ言葉です。認知症になった人は、記憶力や判断力が少しずつ失われていきます。その結果、不安感や孤独感を感じるようになります。その人にたいして「あなたのことを大切に思っています」という気持ちを、言葉や態度や表情で伝え続けることで、介護を受ける人が穏やかになり、コミュニケーションが改善され、お互いにとても良い効果がもたらされるという技法です

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ユマニチュードの基本の技術

見る

認知症の人には同じ高さの目線で、正面から少し顔を近付けて、長くしっかりと笑顔で見つめます。まっすぐに見つめ合うことで、お互いの存在を確認することができます。相手を見つめることで、優しい気持ちや誠意を伝えられます。目の高さを同じにすることで、見下ろされているような威圧感を与えず、対等な関係であることを感じてもらいます。

話しかける

相手の目を見ながら、優しく、穏やかな声で話しかけます。前向きな言葉を使って、繰り返し話しかけます。認知症が進行すると、話しかけに対して返事がない事がありますが、優しく話かけましょう。「会いにきましたよ」「お天気がいいですね」など肯定的な言葉をたくさんかけてあげましょう。できる限り目と目を合わせながら笑顔で話しかけるようにするといいようです。

触れる

認知症の人の体に優しく包み込むようにゆっくりと触れて、スキンシップをはかります。ゆっくりと触れることで、親しみや安心感が伝わります。最初に触れる部分は肩や、やさしく背中をさすったり、歩くときにそっと手を添えてあげる等、認知症の人が安心できるように工夫します。
顔や手は非常に敏感な部分なのでいきなり触れることは避けましょう。また手首や腕をつかむという行為は、つかまれるというイメージを与えるため、注意しましょう。

立つ

認知症の人が寝たきりにならないよう、自力で立つことを大切にします。ユマニチュードでは最低1日20分は立つことを目指しています。立つことで、筋力の維持向上や、骨粗鬆症の防止など、身体機能を保つ効果があるのと、寝たりしている時よりも視界が広くなり、頭に入る情報量を増やすことができます。立つことにより、他の人と同じ空間にいることを認識することで「自分は人間なのだ」という実感にもつながります。歯磨きや体を拭くような時でも、座ったままではなくできるだけ立ってもらいます。

ここで、フランスのイヴ・ジネスト氏のよって開発されたユマニチュードの紹介をします。




また、書籍では「ユマニチュード入門 / 本田美和子」があります
ユマニチュードについてさらに詳しく知りたい方は是非お読み下さい。

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まとめ

ユマニチュードとは具体的な技法なので誰でも実践でき、その効果を感じられます。うまくいかなくてもそれは優しさが足りないとか、相手があなたをよく思っていないとかではなく、その技法がうまく伝わらなかっただけです。うまくいかなくても工夫を重ねて取り組んでみましょう。相手と自分の関係をうまく結びつけられたら、良い感情の記憶をどんどん重ねていくようにしてみましょう。よい信頼関係が出来ればよいコミュニケーションにつながります。大切な家族のためにも認知症ケア「ユマニチュード」を取り入れてみませんか?

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