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強烈な痛み 群発頭痛の対処法

   

頭痛の中でもいちばん痛みが強いのが、群発頭痛です。女性も発症することはありますが、7~8割が男性です。特に20代~40代の働き盛りの男性に多くみられます。
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http://01.gatag.net/0010233-free-illustraition/

群発頭痛とは?

あまり聞きなれない群発性頭痛ですが、群発地震のようにある一定の時期に集中して頭痛が起こることからこの名前が付けられました。発作の起きる時期は人によってだいたい決まっていますが、季節の変わり目に多く、一度痛みが表れると毎日のように、同じ時間帯に耐えがたい強烈な痛みを伴う頭痛に襲われます。痛みは15分~3時間ほど続き、期間は2週間~2か月にわたって続き、夜中から朝方の時間帯に現れやすいのが特徴です。

その痛みは、片方の目の奥が激しく痛むのが特徴で、「目の奥がえぐられるような痛み」「柱に頭をぶつけたくなる」と表現されるほど強烈です。痛む眼は赤く充血し、涙がでて、まぶたが垂れ下がったり、腫れる、鼻水や鼻づまりなどの症状がみられます。
このような強烈な痛みが2週間~2ヵ月と長い期間続く「群発期」があり、それから半年~3年としばらく経ってからもまた同じような症状が表れます。

群発頭痛の群発期の注意

飛行機に乗らない

群発期には飛行機などの酸素の薄く、気圧の変化が感じられる場所を避けるようにしましょう(飛行機に乗っているときに、発作を起こす人がいます)しかし、仕事の関係などで、どうしても乗らなければならないときは、発作を止める薬を携帯するようにしましょう。

アルコールを飲まない

飲酒後、約1時間前後で発作が起きます。禁酒を守るようにしましょう。群発期でなければ飲んでもかまわないです。

禁煙をする

喫煙は頭痛を誘発します。群発期にかかわらず、禁煙するようにしましょう。

血管拡張剤を飲むときは注意

ニトログリセリンなどの血管拡張剤は発作を引き起こすことがあります。使用できるか必ず医師に相談しましょう。

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群発頭痛の対処法

群発頭痛の強烈な痛みは市販の鎮痛剤ではおさまりません。
まずは専門医(特に頭痛外来を設けている病院)に行き、治療をしましょう。

治療法としては、薬の中ではスマトリプタンが有効です。約80%の人にスマトリプタンの皮下注射は劇的な効果があります。約10分~15分ほどで効果が現れます。
しかし、痛みの最中に病院に駆けつけるのは難しいですね。
そこでおすすめなのが、スマトリプタンの点鼻薬です。点鼻薬は注射ほどの即効性はないですが、比較的早い時間で強烈な痛みから解放されます。発作が始まってもその場で使用できます。

また、群発頭痛は夜中に痛くなることが多いです。群発期には予防薬としてエルゴタミン製剤をのむという方法もあります。
エルゴタミン製剤は血管を収縮させる作用により、発作を予防します。ただしエルゴダミン製剤を飲んでも効かなかった場合は、24時間以内に同様の作用を持つトリプタン製剤を使う事はできません。
エルゴタミンで予防をするか、夜中に痛みが起きてもすぐ効くトリプタンを使うか、自分の発作の具合を医師と相談しながら選択しましょう。

また、他にも毎日飲む予防薬として降圧剤の一種で、不整脈の治療に使われる、脳血管の異常な拡張を抑えて安定させる働きのあるカルシウム拮抗剤を使用することもあります。

予防薬の種類は頭痛時の重症度によって選び、量は前年の発作の具合や程度、薬の効果などで調節してもらいましょう。薬の効果を最大限に生かすためにも、自分の頭痛のパターンをつかんでおくのが重要です。

その他、薬以外の方法では、高濃度酸素吸入が有効です。酸素はスポーツ用品店に売っているような酸素ボンベでは効果はありません。医療用の純度100%の酸素の吸入が、発作時に吸入することによって拡張した血管を収縮させて痛みを軽減させます。夜中の発作対策に在宅酸素ボンベを使用してみるのも良いかもしれません。

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まとめ

頭痛の中で最も痛みの激しい群発頭痛。
自分の頭痛のパターンをよく理解して、薬を上手にコントロールしながら対処していけたらいいですね。

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