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潰瘍性大腸炎再燃? そのきっかけと、次どうする?

   

潰瘍性大腸炎は、大腸粘膜にただれや潰瘍ができる病気です。
直腸に多く発生し(直腸を含まない潰瘍性大腸炎はほとんどありません)大腸全体に及んでいき重症になる場合もあります。
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出典:http://timepartner.info/wp-content/uploads/2015/05/stomachachewoman.jpg
そして、この病気の特徴は、青少年期に多く、再発を繰り返すことが多々あります。
また、残念ながら、原因が不明なのもこの病気の特徴といえます。よって、厚生労働省特定疾患に指定されています。

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しかし、現在も盛んに研究されていますので原因究明と新薬の開発が望まれる病気の一つです。

潰瘍性大腸炎再燃の原因は?

潰瘍性大腸炎は原因が不明ですが、免疫の異常に関連しているという説もあります。

また、この病気は、その症状が人によりさまざまです。
タイプとして

  • 症状の悪化と軽快を繰り返すタイプ
  • 症状が長引くタイプ
  • 急激に悪化して大腸が異常に大きくなったり、大腸が破れ大出血をきたすタイプ

があります。
そして、症状の悪化の引き金になっているのではないかと言われているのが、

  1. 職場や家庭、学校などでの精神的なストレス
  2. 乳製品、油分の多いもの、コーヒー、アルコール、香辛料の食品

ともいわれています。

<関連記事:潰瘍性大腸炎の症状の詳細>

再燃したときの対応は?

再燃つまり、症状が悪化したときには、やはり専門医と相談することが大切です。
この病気は、悪化と軽快を繰り返すことが多く、できるだけ軽快な時期を保つようにしたいものです。

そのために、

  1. 食生活を日本食を中心とした腸に負担の少ない食事を続けることと
  2. ストレスができるだけかからないようにすること

を心がけましょう。

また、症状が20年~30年続く場合、大腸がんを発症することもありますので、継続的な診療が必要です。

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最近の治療法

潰瘍性大腸炎には、現在さまざまな治療法があります。

薬物療法

  1. サラゾピリン
    化学物質を合成してつくられた、細菌を死滅させる作用がある合成抗菌剤のひとつです腸管粘膜に作用して粘膜の潰瘍(かいよう)を修復する効果がある。ただし、副作用として、アレルギー症状や肝障害がでることがあります。
  2. ペンタサ
    大腸粘膜の炎症を鎮め、炎症性細胞の活動を抑える作用があります。副作用が少ないとされていますが、アレルギー症状や腎/肝障害がでることがあります。
  3. 副腎皮質ステロイド
    副腎で生成されるホルモン剤で、強力な抗炎症作用/免疫抑制作用/抗アレルギー作用を持っています。
  4. 免疫調整剤
    ・ザチオプリン
    高ぶった免疫の働きを抑制する「免疫抑制薬」です。免疫を担当するリンパ球の働きを強力に抑制する作用があります。腎移植など臓器移植後の拒絶反応の予防に用いられています。 免疫の働きをおさえることで腸の炎症をしずめます。通常ペンタサや副腎皮質ステロイドが、聞かない時やステロイドの減量時に使用します。
    ・6-MP
    抗がん剤の一つ
    ・シクロスポリン
    免疫力を低下させる薬。ただし、同時に抵抗力も低下させることから注意が必要。
  5. 生物学的製剤
    ・インフリキシマブ
    インフリキシマブは抗体であり、免疫反応を起こすシグナル細胞と結合してその働きを抑制します。

その他の療法

  1. 血球成分除去療法
    血液を一度抜きフィルターを通して白血球やその一部を除去し、からだに戻します。

◆まとめ◆

潰瘍性大腸炎は、原因が今だ確定されておらず、日々つらい思いをしている人も多いと思います。
特に、この病気は、男性も女性も比較的若い人が発症することが多く、心にもストレスを抱えてしまいがちです。
しかし、現在も研究が進んでおり、新しい薬や療法が開発されつつあります。
一日でも早く、完治できる方法が見つかることを切に望みます。

<参考文献:家庭の医学>

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 - 潰瘍性大腸炎