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副作用の少ない漢方薬は更年期障害によく効く!

      2016/04/22

更年期の疲れやすさ、不眠、ほてり、動悸、発汗、頭痛などの不定愁訴の症状をを和らげるのは、漢方治療がもっとも得意とする分野です。
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更年期障害と診断を受けた場合、基本的には女性ホルモン補充療法(HRT)が行われます。
しかし、ホルモン補充療法の副作用を気にする人もなかにはいます。
西洋薬が体の不調に直接はたらきかけ、病気や深いな症状を治療するのに対し、漢方薬は、体全体のバランスを整えることで、不快な症状を穏やかに軽減します。
漢方薬は植物や動物由来の天然素材であることも安心できる理由の一つかもしれません。
また、漢方薬は穏やかな効き方で副作用が少なく、長い間の服用ができることも漢方薬の利点です。
今回は更年期障害に効果的な漢方薬について、いくつかご紹介します。

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当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

女性の冷えに対して血行をよくして体をあたため、貧血症状、生理不順、生理痛、生理前後の不快症状、月経困難、流産防止、不妊症、むくみ、頭痛、めまい、肩こり、自律神経症状や更年期障害などに広く適応します。
痛みをやわらげたり、ホルモンバランスを整える効果も期待できます。
当帰芍薬散は女性が一生に経験するあらゆる症状に効く代表的な漢方。
色白で冷え症、やせ型で、体力のあまりない人に向く漢方です。

加味逍遥散(かみしょうようさん)

のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安や、いらだちなどの精神神経症状、寝汗の多い不眠症や、突然上半身や顔がほてり、どっと汗が出たあと、汗が引いて背中が冷えたりする。
加味逍遥散は俗にいう「血の道」症の漢方薬です。
(血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のこと)
気を巡らせ、血流をよくすることで、多彩な更年期症状によく効きます。
標準的な体格の人に向く漢方です。

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

イライラ感や不眠などの精神神経症状、または、手足のふるえ、けいれん、子供の夜泣き、ひきつけなどに適応されます。神経の高ぶりをおさえ、また、筋肉の「こわばり」や「つっぱり」を和らげて、心と体の状態を改善します。
また、消化器に対する効果もあり、消化器系が弱く、吐き気や食欲不振にも使う事ができます。
いわゆる“疳”の強い子供にもよく使われている漢方です。
抑肝散加陳皮半夏は虚弱な体質で、お腹を触ったとき、腹直筋が緊張している人に向く漢方です。

女神散(にょしんさん)

月経前になると、イライラして周りの人につい嫌味を言ったり、八つ当たりしたりする傾向がある。
性格的にもストレスをためやすく、神経が高ぶり、不安や不眠になる。
のぼせとめまいがあり、気分がすぐれず、不安や不眠、頭痛や動悸などを訴えるときに用います。
月経トラブルや産前産後の血の道症、更年期障害、自律神経失調にも使われます。
生理の前後や産前産後の「血の道症」あるいは更年期障害など、女性特有の症状によく効くことから、「女神」という名前が付きました。
女神散はPMSや更年期にを服用すると、ストレスが緩和され気持ちが安定する精神神経症によく効く漢方です。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

足は冷えるのに、顔はほてる。寒い季節にも、他の人より暑さを感じやすい。
エネルギーが充実している反面、体の一部に血液のうっ滞がある。
血行をよくして熱のバランスを整えることで、のぼせや冷えを改善し、子宮などの炎症をしずめます。また、ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。
生理不順や生理痛、頭痛、めまい、肩こり、のぼせ、足の冷えなどに適応します。
また、そのような諸症状をともなう更年期障害にも適します。
そのほか、子宮内膜症や筋腫、ニキビやシミ、しもやけ、痔、打ち身、肝臓病などにも用いられます。
桂枝茯苓丸は、どちらかというと、体格がわりとしっかりした赤ら顔、下腹部を押すと痛みのある人に向く漢方です。

漢方薬の飲み方

●原則として食前、1日、朝・昼・晩の3回に服用。食前に飲み忘れたら、食後でもよいから服用する。

●白湯、もしくは水で飲む。せんじ薬の場合はせんじ液を飲む。冷めていてもかまわない。

●2週間飲んでも改善が見られないようなら、別の漢方を選ぶ
自分に合わない漢方薬は一般に服用しにくい。もし我慢して服用しても副作用については、ほとんど心配ない。

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まとめ

更年期障害の治療方法として、心と体をサポートしてくれる漢方を服用するのは賢明な選択なのではないでしょうか?
女性ホルモン療法(HRT)にいく前段階の手段としても、また、女性ホルモン療法と併用することもできる漢方。
漢方薬は同じ症状でも、体質や症状で「証」を見極めることが必要となります。
処方は漢方薬に詳しい医師に相談するのがベストです。
漢方は医師から処方してもらうと保険が適用されます。
もちろん漢方専門店でも相談にのってくれますが、保険はききません。
穏やかな作用で、更年期の不快な症状を取り除き、体全体を改善してくれる漢方で更年期を上手に乗り切れたらいいですね。

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