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花粉症の薬(市販薬)が効かないときは、陳皮?!

      2016/03/31

花粉症で悩んでいる人本当に多いですね。
市販薬を飲んだり、手術をしたりといろいろやったけれどなかなか改善しないという方も多いのではないでしょうか?

Sneezing cute woman

出典:Sneezing cute woman

花粉症は、何も春先だけの話ではありません。
スギ、ヒノキ: 2月から4月末
イネ    : 5月から6月中旬と8月から9月
ブタクサ  : 9月
ヨモギ   : 9月
これらは、ピークなので、花粉はほぼ1年中飛んでいます。

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強いアレルギーを持っていて、一年を通して、鼻炎薬や花粉症の薬を服用している人も多いと思います。
しかし、鼻炎薬は眠くなるし、薬効成分が切れるとすぐに症状がぶり返します。
しかも少しずつ効かなくなることもあります。
そんな方にぜひ試してもらいたいのが、
『陳皮』です。

陳皮とは?

陳皮は、簡単に言うとみかんの皮を乾燥させた生薬の一種です。(難しくいっても同じですが・・・)
なので、家庭でも簡単に作れます。
みかんの皮を陰干しして乾燥させ、1年以上経ったものが生薬として利用されます。陳皮の「陳」とは、「古いもの」を意味し、「古くなった皮」とも読めますが、乾燥(干す)するほどに薬効成分が高められすぐれた薬効をもつことから、陳皮と呼ばれるようになったといわれています。
また、未成熟の青い皮を乾燥させたものを青皮(せいひ)、オレンジ色に熟れた皮を乾燥させたものを橘皮(きっぴ)と呼びます。
陳皮には、吐き気を止める作用、体内の余分な水分を排出させる作用などの生理作用を整える薬として昔より重宝されています。
また、薬効成分とは少し異なりますが、お正月に飲むお屠蘇の原料の屠蘇散(とそさん)にも使用されており、厄病退散の縁起物として重宝されています。
それ以外にも、七味とうがらしの7つのうちの一味が「陳皮」です。
市販の漢方薬の「陳皮」は、一年以上乾燥したものを粉末や顆粒状にしたものです。購入しても、100g当たり、300円~400円程度で買えます。

陳皮の作り方

家庭で作る場合は、できれば無農薬の温州ミカンを使ってください。また、それ以外でも作れますが、みかんの”へそ”の近くは、農薬がのこりやすいので、切り捨ててください。
皮を適当な大きさにちぎって、ざるに乗せます。
後は、雨や露に当たらない様に乾燥させます。数週間から1か月ほどで完成です。
ただし、薬効成分を十分に高めたければ、1年ほど干すことでその効果が期待できます。(黒くなってきます)
乾燥後、細かく砕くか、粉末にして、湿らない様に保存します。
これだけです。

本当に効くのか?

簡単に作れるし、朝鮮人参みたいに珍しいものでもないし・・・・効果を疑ってしまいますよね。
しかし、本来みかんが日本に伝えられたときは、食用ではありませんでした。食用として流通するようになるのは輸入されてからずいぶん経った江戸後期からです。どのような理由で、輸入が開始されたのか?は定かではありませんが、おそらく薬用として使用されていたものと考えられています。
それでは、本当に効くかを検証していきましょう。
まず、香りの成分
みかん独特のさわやかな香りの成分は、リモネンやテルピネンなどを主成分とする精油です。
この精油は、リラックス効果を持っています。陳皮をお湯に入れるとこの精油が溶け出し、毛細血管を広げて血行を促進し、冷え性や肩こりに効果があります。大寒の日に、柚子湯にはいるのは理に適っていますね。
そして、これらの効果は、生のみかんの皮ではなく、干すことでさらに高まります。
また、陳皮にはポリフェノールの一種であるヘスペリジンが含まれています。
ヘスペリジン (Hesperidin) は、温州みかんやはっさく、ダイダイなどの果皮および薄皮に多く含まれるフラバノン配糖体(フラボノイド)であるポリフェノールの一種です。
ヘスペリジンについては、様々な薬理作用に関する報告がなされており、ラットでの実験では、コレステロール値や血圧を低下させる効果が認められています。 また、マウスに、大用量のヘスペリジンを与えた結果、骨密度の低下を抑制するほか、敗血症に対する保護効果が見られたとの報告があります。
また、ヘスペリジンにもリモネン同様に血行を促進し、体を温める効果に加え、抗炎症作用もあります。
ここまでの効能でも、女性にはとっても良い漢方薬ですね。

しかし、肝心の花粉症への効能はというと

「愛媛大学農学部付属食品健康科学研究センター長の菅原卓也教授らが地元企業とともに研究。かんきつ類の皮に含まれるポリフェノールの一種「ノビレチン」と、牛乳の「β-ラクトグロブリン」という双方の有用成分を組み合わせてアレルギー症状を緩和する効果はないかを調べてきた。そしてアレルギー症状、特に花粉症の症状に対する緩和効果に関するヒト臨床研究を行い、スギ花粉症による結膜炎症状が緩和されることが明らかになった。」
【引用:日本経済新聞 花粉症患者に朗報か? 漢方デスク】

陳皮には、抗アレルギー作用があるのです。花粉症の原因は、アレルゲンである花粉がアレルギー反応をおこすことで起こります。
花粉症の薬として、これまであまり話題に上っていませんでしたが、これから脚光を浴びる花粉症の薬となると考えらえています。
それでは、どの様に陳皮を取ればよいかご紹介します。

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陳皮の使い方

陳皮茶

 

急須に陳皮(粉末)を3g(小さじ1杯)程度入れ、熱湯を約300mℓ注いでから4~5分蒸らしてから飲みます。
好みではちみつなどを入れてもおいしいです。体を芯から温め、血流を改善する効果があります。

料理の香り付け

フードプロセッサーなどで砕いた陳皮を、味噌汁や煮物などの香り付けとして利用します。
さわやかな風味が加わります。

陳皮ヨーグルト

牛乳の「β-ラクトグロブリン」もアレルギー症状を緩和することから、牛乳との相乗効果を見込んで、ヨーグルトに陳皮を混ぜて日々食すると十分な効果が期待できそうです。さわやかなオレンジ風味になります。

おさらい陳皮の効果

今回、陳皮の効能として、アレルギー症状の緩和から花粉症への効果をテーマにしてきましたが、上述のように数々の効果が期待できます。
それをもう一度まとめておきます。

●血流の改善と毛細血管の強化(冷え性対策)
​陳皮はリモネンやヘスペリジンが含まれているため、毛細血管を広げ、血液が流れやすいよう働きかけ、体の先端の毛細血管まで血液を送り、体を温めます。
毛細血管は体の組織に栄養や酸素を運ぶ役割を持つため、適度に透過性が保たれている必要があります。毛細血管の透過性は、悪すぎても良すぎても体にとっては悪く、適度に保つことが必要です。
透過性が良くなりすぎるとむくみや高血圧症などの症状を引き起こします。陳皮など柑橘類の皮に多く含まれるヘスペリジンは、この透過性の亢進を抑え、毛細血管を強くする働きがあるため、むくみを予防・改善する効果があるといえます。
●美肌効果
陳皮は、紫外線による皮膚コラーゲンの分解を抑制するといわれています。また、コラーゲン合成促進効果も報告されており、肌の健康を保つ効果が期待されています。

●アレルギー症状を緩和する効果
陳皮には抗炎症作用があり、花粉症をはじめとする種々のアレルギー症状に対する予防効果が期待できます。

●リラックス効果
陳皮に含まれるリモネンなどの香り成分はリラックス効果を持ちます。

●胃腸の機能を高める効果
陳皮には、胃腸の調子を整え、食欲不振や吐き気、消化不良などを鎮めてくれる働きがあります。
胃酸過多や下痢の症状にも良いとされ、医薬品の成分としても使われています。

●せきや痰(たん)を抑制する効果
陳皮はせきを鎮め、痰を抑える効果があります。そのため、せきや痰などを抑える漢方薬として古くより利用されてきました。
また、陳皮にはビタミンCも含まれていることから、体の免疫力を高め、風邪などの予防にも効果があると考えられています。

出典:わかさの秘密

◆まとめ◆

市販の花粉症の薬と比べて、即効性はないかもしれませんが、市販薬にない素晴らしい効果が期待できます。
また、眠気やそのほかの副作用もないことからも安心して使ってみることをお勧めします。
また、家庭で作ってみるのもいいでしょうね。

 

 

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