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食中毒の症状と症状の出るまでの時間は?

      2016/04/06

夏場は、特に注意しなければいけない食中毒。
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せっかく美味しいものを食べても、そのあと苦しい食中毒にかかってはしょうがありません。
直中毒は、原因をはっきりすることが大切です。原因別に対処をすることで早く回復できます。

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食中毒とは?

食中毒とは、一般的に、食あたりとも言いますが、病名としては、食中毒が正しい呼び方です。
食中毒は、食中毒を起こすもととなる細菌(さいきん)やウイルス、有毒な物質を含んだ飲食物を口から摂取し、その影響で下痢や嘔吐や発熱などの疾病(中毒)の総称です。 漢字の食中毒の”中”は、あたるということを意味しています。
一概に食中毒といってもそのの原因によって、病気の症状や食べてから発症するまでの時間はさまざまです。

食中毒の大別

直中毒には、大きく分けて3種類あります。
細菌による感染
ウィルスによる感染
有毒物質による中毒

細菌による中毒の多くは、なんといっても気温が高く、細菌が育ちやすい6月ごろの梅雨時期から始まり、9月ごろまで発生します。
ウイルスによる食中毒は主に冬に流行します。
有毒物質による中毒の代表的なものは、キノコや魚のフグなどです。これは、自然に有毒な物質を含んでいるものであり、そういったものをまちがえて食べることによって食中毒になります。特に、秋のキノコ狩りのシーズンには、間違えて毒キノコを食べて中毒を起こしたというニュースを時折耳にしますよね。

食中毒を起こす細菌はどこにいるのか?

どこにでもいます。
土の中や水、ヒトや動物のひふや腸の中にも存在します。通常は、少量を食べたりして体内に入っても、体内で死滅しますが、夏場など菌の増殖に適した環境で、長時間放置すると、その数は、激増し中毒を起こすくらいまで増えます。
そのため、食品を作る途中で菌がつかない様にするもしくは、ついてしまっていても、家庭で料理したものを、あたたかい部屋に長い時間置いたままにしない等の、細菌が増えない様にする必要があります。

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食中毒の原因となる細菌とウイルスの特徴

サルモネラ菌

  • 食品名 : 生卵、オムレツ、牛肉のたたき、レバ刺しなど
  • 繁殖原因: 加熱が不十分による
  • 菌の特徴: 乾燥(かんそう)に強く、熱に弱い特徴があります。
  • 発症時間:  食後、6時間~48時間
  • 症状  : はきけ、腹痛、げり、発熱、頭痛など

黄色(おうしょく)ブドウ球菌

  • 食品名 : おにぎり、お弁当、巻きずし、調理パンなど
  • 繁殖原因: ヒトのひふ、鼻や口の中にいる菌で、傷やニキビを触った手で食べ物を触ると菌が食品に移ることが原因です。
    加熱した後に手作業をする食べ物が原因になります。
  • 菌の特徴: この菌が出す毒素は熱に強く、加熱しても食中毒を防ぐことはできません。
  • 発症時間:  食後、30分~6時間
  • 症状  : はきけ、腹痛など

腸炎(ちょうえん)ビブリオ菌

  • 食品名 : 生の魚や貝などの魚介類、さしみ、すし など
  • 繁殖原因: 魚介類に生息
  • 菌の特徴: 塩分のあるところで増える菌で、真水や熱に弱い特徴があります。
  • 発症時間:  食後、4時間~96時間
  • 症状  : 激しい下痢、腹痛など

カンピロバクター

  • 食品名 : 肉(特にとり肉)や、井戸水(いどみず)やわき水、生野菜など
  • 繁殖原因: 十分に加熱されていないなどが原因となります。
    生焼けの焼鳥、十分に洗っていない野菜、
  • 菌の特徴: 乾燥に弱く、加熱すれば菌は死滅します。ペットから感染することもあります。
  • 発症時間:  食後、2日~7日
  • 症状  : げり、発熱、はきけ、腹痛、筋肉痛など

腸管出血性大腸菌(ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきん)または病原性大腸菌(O157、O111など)

  • 食品名 : 生肉(ユッケなど)や、井戸水(いどみず)やわき水、生野菜など
    牛などの糞便より検出され、野菜などの肥料として使われる場合に感染する
  • 繁殖原因: 十分に加熱されていないなどが原因となります。
    野菜などを十分に洗っていないことも原因の一つです。
  • 菌の特徴: 加熱すれば菌は死滅します。この菌が怖いのは、少量の菌でも発症することです。
  • 発症時間: 食後、12時間~60時間
  • 症状  : はげしい腹痛、げり、血便など。重篤な場合は死亡することもあります。

ノロウイルス

  • 食品名 : カキ、アサリ、シジミなどの二枚貝、ウィルスに汚染された井戸水や湧き水
  • 繁殖原因: 十分に加熱されていないなどが原因となります。
  • 菌の特徴: 熱に弱いので、85度以上で1分間以上加熱すれば死滅します。
    感染力が強いので感染者の吐物や弁に触れた場合は石けんで丁寧に洗う必要があります。
  • 発症時間: 食後、1日~2日
  • 症状  : はげしい腹痛、げり、血便など。重篤な場合は死亡することもあります。<関連記事:牡蠣での食中毒の原因は?

E型肝炎(かんえん)ウイルス

  • 食品名 : ブタなどの肉や内臓、海外の地域によっては生水や生もの
  • 繁殖原因: 十分に加熱されていないなどが原因となります。
  • 菌の特徴: 熱に弱いので、生食をさけ、中心まで十分に加熱すればふせげます。
  • 発症時間: 食後、6週間程度
  • 症状  : 倦怠感、皮膚の変色(黄色)、発熱など。症状が出ない場合が多い。

◆まとめ◆

一概に食中毒といっても、原因により、発症までの時間と症状が異なります。
夏場では、菌を増やさない様に、冷蔵庫でしっかり保管することが大切です。
しかし、冷蔵庫の夏場の頻繁な開け閉めをすると、庫内の温度の上下により菌が増殖することも考えられますので、食品はあまり長期間置かないことが重要です。
また、しっかりと過熱することで、ほとんどの食中毒は防げます。生で食べる時は、十分に気を付けましょう。食品自体には、食中毒の原因がなくても、それを取り扱う人がけがをしている、洗った水が汚染されていることもあります。
発症までの時間がさまざまなので、症状を見たうえで、食中毒の原因が何であったか?を突き止めお医者さんと相談することが、早い回復につながります。

<関連記事:食中毒の予防の3原則とは?

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