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熱中症 犬と猫の違いは?

      2016/04/04

犬と猫を一緒に飼っているお宅も多いと思います。
どちらも性格が違って、楽しい家族の一員です。
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出典:http://up.gc-img.net/post_img_web/2014/10/igxWXohUiNW6Iue
そんな家族の一員が熱中症になったら大変です。特に犬や猫は、汗がかけません。(厳密には、汗腺が肉球にしかありません)
しかし、犬と猫は、熱中症への対応力が、かなり違います。 また、犬の中でも犬種により大きく異なります。
飼い主は、その違いをしっかり理解したうえで、熱中症対策をする必要があります。
そんな違いをまとめていきます。

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犬と猫の熱中症への対応の違い

体の冷却方法

犬も猫も人間のように、皮膚に汗腺を持っていませんので、大量に汗をかくことができません。このことは、犬や猫を飼っている人はほとんど知っていることと思います。
しかし、犬と猫では、熱中症への対応、つまり、熱の放出方法で大きな違いがあります。
犬も猫も、夏の暑いときや、暑い室内にいて、体温が上がりそうになると、ハアハアと大きな息を激しくします。
これは、パンティングと言って、呼吸器を使った体内の熱を放出する方法です。つまり、鼻から入った空気が、肺まで入り、肺で温まった空気が気道から鼻に抜けていく間にも、気化熱を利用して、体内の熱を体の外に吐き出しています。
体温が高くなると、その頻度が高くなり、激しくパンティングをします。

パンティングは犬も猫もやっている。

犬はこのパンティングでのみ体内の熱を外に放出しています。もちろん体の表面からも放射熱を題していますが、体毛におおわれているので、主にパンティングでの体温調節となります。

猫の特徴

しかし、猫は、このパンティングに加え、体をなめることで、体の表面(体毛の上)から熱を放出しています。猫は、暑くなると常に体をなめています。これは、毛づくろいや、虫よけではなく暑さ対策です。体をなめることで、唾液を付け、その唾液が渇くときに気化熱で体の熱を奪っていくことを利用しています。この割合は、熱の放出の実に1/3がこのなめること(グルーミング)で行っているといわれています。
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http://nekoninaritai.net/wp-content/uploads/2015/03/87.png
この結果、犬よりも猫のほうが熱中症への耐性があるといえます。また、猫は、犬よりも活動的ではないので、急な動きを繰り返すようなことや、暑い部屋に長時間放置するようなことがない限り熱中症は起こらないと考えられます。 しかし、猫で気を付けなければならないのは、猫は、部屋でも高いところを好みます。 飼い主がいる床から1~1.5m近辺より、天井近くはかなり温度が高いということです。猫が高いところにいるときは注意しましょう。
<関連記事:猫の熱中対策は?

犬の中でも熱中症への耐性が違う?

犬は、パンティングでのみ体内の熱を放出しますが、そのパンティングでも犬種によって異なり、熱中症への耐性が異なります。

鼻の短い犬種(短頭種)

シーズー、ペキニーズ、パグ、ブルドッグ、ボストン・テリア、ボクサーなどの短頭種の犬は、呼吸の気道が短く熱を十分に排出できない構造です。 また鼻が短いことから、スムーズな呼吸がしづらく、熱中症になりやすいといえます。また、この種は足も短く、熱くなった地面に近くより輻射熱を受ける傾向にあり日中の散歩はとくに注意が必要です。

北方が原産の犬種

シベリアン・ハスキーやサモエドなどの北方が原産の犬は、もともと寒さ対策が万全の犬種ですので、厚い被毛を持ち、生まれつき暑さに強いとはいえません。ちょうど、普通の人が夏にコートを羽織っているような状態ですので、熱中症になりやすいといえます。

太っている犬

肥満気味の犬は、皮下脂肪が断熱材となって体内に熱がこもりやすく、かつ心臓にも負担がかかります。そのうえ、首のまわりの脂肪によって気管が圧迫されて呼吸機能が低下し、呼吸による体温調節が難しくなるため、熱中症になりやすい傾向があります。 肥満が熱中症の原因になっているのは、何も犬だけではありません。 人間も肥満の人は熱中症になりやすい傾向があります。実際、小学生の熱中症患者の半数以上は肥満児童であるとのデータもあります。 この項目は、猫にも当てはまります。

子犬や老犬

子犬や老犬は、体の生理機能が未発達であったり、逆に衰えており、もともと体温調節が機能しずらい状態です。これも、人間と同じです。元気な成犬と同じように考えると思わぬ事故になりますので木を付ける必要があります。 この項目は猫にも当てはまります。

病弱な犬、心臓や呼吸器が弱い犬

心臓疾患を持つ犬や、呼吸器系の病気を患う犬の場合、循環機能や呼吸機能が上手くできず、体温調節が難しく熱中症になりやすいといえます。これは猫にも当てはまります。
<関連記事:犬の熱中症の対策は?

◆まとめ◆

犬も猫も性格も、なつき方も違って、とってもかわいいです。 今は、猫はが増えてきているといわれていますが、両方の良さがありますよね。また、熱中症への対応も犬と猫、犬でも犬種によって大きく異なります。
猫が大丈夫だからとか、犬が大丈夫だからとかではなく、愛犬、愛猫の一匹一匹への愛情をもって、見守ることが事故を防ぐ何よりの対策ですね。そんな愛情の助けに、この情報がなればいいですね。

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