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ラテックスアレルギーとは?

   

天然ゴムを使用している製品に触れると、普通の人でもかゆくなることがありますよね。 また、木の樹液に触れるとかぶれたようになこともあるかと思います。
140919-6[1]出典:http://www.sangosmile.com/karadanayami/kenshoennakka/
普通はすぐに症状も収まりますが、そのことが、引き金になって、は蕁麻疹(じんましん)や喘息(ぜんそく)の発作を起こし、*アナフィラキシーショックを起こす場合もあります。どれも突発的に起こる即時型アレルギーです。
この、天然ゴムに触れてアレルギーを起こすものを総称して、ラテックスアレルギーと呼んでいます。ここでは症状など詳しく見ていきましょう。

*アナフィラキシー:ヒトや他の哺乳類で認められる、急性の全身性かつ重度なアレルギー反応の一つ。ほんの僅かなアレルゲンが生死に関わるアナフィラキシー反応(アナフィラキシーショック)を引き起こすことがある。アナフィラキシーは、アレルゲンの摂取、皮膚への接触、注射や時に吸入により惹起され得る
出典:ウィキペディア

ラテックスアレルギーとは?

まず、ラテックスとは、水分中に細かい粒子が安定して乳液(エマルジョン)状になっているものの総称で、様々な植物から得られる乳状の樹液は、タンパク質、アルカロイド、糖、油、タンニン、樹脂、天然ゴムなどを含む複雑なエマルジョンです。
このラテックスの代表的な製品が天然ゴムです。
天然ゴムの製品は、医療用手袋やカテーテル、掃除用手袋やコンドーム、ゴム風船など、私たちの身のまわりに非常に多く存在しています。ほぼ毎日、無意識のうちに触れていることが多いです。

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最近ではゴムの生成技術も進化し、多くの医療機関で感染を防ぐために医療用ゴム手袋を使用しています。家庭でも良質なゴム手袋が簡単に安価に手に入れることができるようになっています。そのため使用頻度が上がり、ある日突然ラテックスアレルギーになるという事も少なくありません。

ラテックスアレルギーの原因は?

天然ゴムは、昔からゴムの木の樹液を原料としています。 成長したゴムの木の樹皮を斜めに傷つけてそこから出てくる樹液を集めてでゴムを生成します。

それでは、天然ゴムの中の何がアレルゲン(アレルギーの元)なのでしょうか? 樹液の中には多くの蛋白質が含まれています。
そのたんぱく質がアレルゲンで、製品化された後でも蛋白質が残っていて、皮膚がそれに触れるとアレルギー反応を起こしてしまうのです。もちろん、アレルギーを持っていない人は反応しませんがアレルギーを持っている人はこの微量なたなたんぱく質に反応してしまいます。

天然ゴム製品に残っていた蛋白質は、汗によって溶け出します。よく汗を各とその部分が痒くなります。これが、アレルギーの前兆です。また、天然ゴムの製品にはよくひっつかない様にパウダーがまぶしてあります。
このパウダーの、アレルギーを促進します。 このパウダーが皮膚の表面を傷つけ、汗で溶けだしたタンパク質が皮膚に侵入しやすくします。

ラッテックスアレルギーの症状

mono32696291-090820-02[1]出典:https://www.monotaro.com/k/store/ゴム手袋/
最も多い症状は、「接触じんましん」と呼ばれており、ゴム手袋など付けた部分だけに症状がでます。

手袋をはめた手に以下の症状が現れます。
・痒くなる
・赤くなり盛り上がった湿疹(膨疹)になる
・水ぶくれ(水疱)になる。

しかし、アレルギー反応が強い場合は、全身にも広がっていきます。
全身の症状として、アナフィラキシーとなり、
・全身のじんましん
・呼吸器のアレルギー反応によりゼイゼイと言った喘息、呼吸困難
・血圧の低下、嘔吐、腹痛など
の重篤なアレルギー症状を引き起こしてしまう場合があります。

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こんな人は要注意

バナナを食べたときに、かゆみが出るような人。

バナナの成分がゴムなどの成分と非常ににており、バナナを取り扱う人にラテックスアレルギーの人が多いといわれています。

・日常的に、ゴム(ラテックス)を使用している人

具体的には次のような人です。

  • 医師や看護師などの医療従事者
    一日中ゴム手袋をはめている手術室で働く医師、看護師、歯科医師。その中でも特にアトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎がある場合はちゅいが必要です。
  • 繰り返し医療的な処置でゴム製品を使用している患者さん
    尿道カテーテルを入れている場合は注意が必要です。
  • 食物アレルギーの人
    上記でバナナを例示しましたが、アボガド、クリ、キウイフルーツなども同様です。
  • 天然ゴム製造業関係の人
    繰り返し、ゴムラテックスの刺激を受けている場合です。

    ラテックスアレルギーの検査

    アレルギーの検査は、血液検査と皮膚検査で簡単にわかります。

    血液検査

    血液検査では、そのほかのアレルギーも検査できます。食物や動物、ハウスダストまで確認できます。

    ただし、血液検査でアレルギーが陽性でも症状が出ない場合もあります。しかしこの場合、アレルゲンの刺激がある一定以上になった時に突然症状がでることがありますので、いま症状がなくても血液検査の結果をしることで、将来のアレルギー症状を遅らせるもしくは、発症しない予防ができるかもしれません。
    また、血液検査の前には、まずは、生活の周りに危険因子がないかどうかもお医者さんの問診で確認します。
    それから血液検査と皮膚研検査を行いましょう。

    血液検査では、ラテックスに反応するIgEが陽性かどうかをチェックします。しかし、稀に陰性でもラテックスアレルギーがあるので、問診は大事です。

    皮膚検査

    皮膚検査は、ブリックテストと言って、ゴムの小片を生理食塩水の入った試験管に入れて約1時間ほどよく振ってゴムのたんぱく質が溶けだした液体を、皮膚につけて小さな針で少し皮膚を傷つけ反応を見ます。過敏な人は、このプリックテストでもアナフィラキシーを起こすことがあるので、慎重に少量で行います。

    ラテックスアレルギーの治療

    やはり、残念ながらアレル元のラテックスを遠ざけるしか方法はありません。
    ただし、最近は、ラテックスフリーの手袋も売っていますので、試してみる価値はあると思われます。

    ◆まとめ◆

    これまで、あまりゴム製品へのアレルギーを気にしていなかった人も多いと思います。 ゴム手袋は、蒸れてかゆくなるからいやだ!程度と思っていても、実際は、ラテックスアレルギーかもしれません。
    また、バナナが食べると、ノドや口の周りが痒くなる人も要注意です。
    一度、血液検査を受けて、アレルギーの有無をしっかり確認しておいたほうが、これからの生活の中で、不快に思うことを減らすことができると思います。

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